別居で介護

旦那様の両親の介護を卒業した途端、実家の父の介護がスタート。

同居で介護


 義母さんの葬儀には
 義父さんも車椅子で参列しました。


 コロナ禍だったので家族葬で
 小さな葬儀でした。


 少し弱気になった義父さんは
 誤嚥が増えて肺炎を起すことが増え
 ヘルパーさんに加えて
 訪問看護さんもお願いし、
 肺炎の時は自宅で抗生剤の点滴を
 してもらったりしていました。


 少しずつ 認知が進み
 昼夜関係なく起きたり、寝たり。


 夜中でも、明け方でも思いつくまま
 大声で誰かを呼んで叫んだり。


 排便コントロールもできなくなり
 訪問看護さんの回数を増やしたり。
 訪問診療もお願いしました。


 福祉の手を借りても
 思うままにならない
 義父さん自身のストレス。
 そこからのケンカや衝突。
 進む認知への不安。


 私も旦那さんも寝不足と疲れ、
 ストレスでふらふら。


 精神的にも体力的にも
 介護の負担が大きくてなって
 施設にショートをお願いする事に
 なりました。


 家に居たい。
 ここで死にたい。


 義父さんの希望でしたが
 繰り返す誤嚥の咳こみが酷く
 栄養状態も良くなくなり
 療養という形で入院する事になりました。
 義母さんが亡くなって
 3ヶ月くらいが過ぎた頃の事でした。


 コロナ禍で面会もできず
 着替えを届ける時に
 好物と手紙を添えるくらいしか
 できませんでした。


 義父さんは大学ノートに
 差し入れた手紙を貼っては
 眺めていたそうです。


 入院から3ヶ月くらいが
 過ぎた頃。
 入院先の病院から電話がありました。